イベントギャラリー > D1 GP/D1 チャンピオンズ 2011
車道楽 イベントギャラリー
開催場所:中部国際空港(愛知県)
日時:2011/9/23~25
天候:雨

都市型「ドリフト・エンターテイメント・ショー」で激走!


この度、新しい試みとしてサーキットを主体に開催されていた「競技主体」のD1シリーズ戦に加えて、
誰もが足を運びやすい身近な場所での「都市型」で「劇場型」のドリフトエンターテイメントショーという主旨で
開催されたエキシビジョンマッチ「D1 CHAMPIONS IN CENTRAIR」

審査方法もシリーズ戦とは異なり、従来の「主観」審査に加えて「D1 Original Scoring System:通称 DOSS」という機械審査を導入し、
今までとは違う「D1 GP」となった。
DOSSは「進入速度」や「ドリフトスピード」は高いほう、「振り出し」や「振り返し」は鋭いほう、ドリフトの角度は大きいほう、
角度のふらつきは少ないほうが高点数が出る。
ラインは通常審査同様に人間が審査し、DOSSの採点に対して加減点され、最終得点がつけられる。

そしてこのステージにはD1ドライバー誰しも参戦できるわけではなく、過去にシリーズチャンピオンを獲得したことのあるドライバーと
2011シリーズランキングベスト16のドライバーに限られる。
TEAM BLITZ DFellow の野村謙選手はそのトップドライバーの1人として参戦した。

9月23日(金) 練習走行
初めてのコースという事もあり、まずはコースに馴れる為に練習走行を順調に重ねた。
また今回は新しい審査方法が採用されている為にDOSSがどんな走りをすると、何点がつくのかを探りながら走行をし確認していく作業を進めた。
マシントラブルもなく無事に1日目を終了した。


9月24日(土)
今回はエキシビジョンなので競技方法がシリーズ戦とは異なる。
土曜日は通常のシリーズ戦同様単走を行い、追走トーナメントの組み合わせを決める。
そして追走ベスト4に残ったドライバーで、再度単走を行い、その得点でBattle4として追走組み合わせを決定し優勝を決める。
野村選手は単走13番目の出走となった。

勢いよくスタートした1本目は気合いの入り過ぎかドリフトが戻るミスをした。
続いて2本目は若干の減点はあったものの、そつなくまとめ98.36点をマークし10位で追走トーナメント進出を決めた。

そして夕方から行われた追走トーナメント。
野村選手の相手は単走で7位、2007シリーズチャンピオンの川畑真人選手との対戦となった。
川畑選手先行でスタートした1本目。
川畑選手の180SXは1コーナーに向けてハイスピードで進入していく。
少しあわてたのか、野村選手は2コーナーでハーフスピン。
アドバンテージ川畑選手で1本目を終える。
入れ替わって野村選手先行の2本目。
今度は川畑選手がハーフスピン。
しかし1本目のビハインドをひっくり返す事はできず野村選手の敗退が決まった。
川畑選手はその後好調をキープし初日のトーナメント優勝者となった。
夏を思わせる天候の中開催された初日単走で会場をわかせる野村選手川畑選手に惜敗



9月25日(日)
2日目の競技方法は、まず単走チャンピオン決定戦を行う。
これはエントリー選手18人よるノックダウン方式。
ステージ1で18台から8台、ステージ2で8台から4台、ステージ3で4台から2台、
ファイナルは2台で競い高い得点を出した選手が優勝となる。

まずはステージ1。
ここで上位8名に残らないとステージ2には進出できない。
野村選手は1本目今ひとつ乗りきれていないのか96.76点で下位にあまんじる。
そして何とか8位以内を目指し2本目スタートしたが、ここも気合が入り過ぎたのか、1コーナーの進入速度が速すぎて、
2コーナーでアクセルが踏めないというミスが出て敗退となった。

そして午後から行われた「追走トーナメント14」。
これは歴代チャンピオンを除く14名が追走で競い優勝を決める。
その優勝者が歴代チャンピオン4名で行われる「Champion Battle4」の優勝者と「Champion of Champion」として対戦し優勝を競う。
野村選手は追走トーナメント14はシードでベスト8からの出走となる。
そのベスト8の相手はベスト14で時田選手をやぶり勝ち上がってきた佐久間達也選手との対戦となった。

まず先行でスタートした1本目野村選手は佐久間選手にインをさされる事なく0.5ポイントのアドバンテージを得た。
そして入れ替わった後追いで、1コーナーで若干引き離されるが、2~3コーナーで追いつく。
しかし4コーナーでインカットをし、サドンデスへと突入した。
サドンデス1本目野村選手先行でスタート。
しかし佐久間選手が1コーナーからビタビタの走りを見せ1.5のアドバンテージを奪われてしまった。
あとの無い野村選手は続く後追いでの2コーナーで接触をし、大きな減点となりここで敗退となった。


TEAM BLITZ DFellow監督
阿部成人氏コメント

今回はエキシビションという事で、審査方法もDOSSを導入しました。
他のチームもそうだと思いますが、DOSSに合わせた走りを見つけ出すには練習走行の時間が足りなかったと感じました。
まぁどこのチームもイコールコンデションでしたので言い訳になりますが。
また今回は追走の組み合わせが悪かったですね。
初日は優勝の川畑選手、2日目も優勝した佐久間選手に負けてしまいました。
2人とも乗れていましたからね。
けどイベント自体は初めての場所での開催でしたが、大変盛り上がりを見せていたので良かったと思います。
是非来年も継続してもらいたいですね。
ここからは気分を切り替えてシリーズ戦の最終富士に向けて頑張っていきますので応援宜しくお願いします。

野村謙氏コメント

完全な練習不足を感じました。
コースレイアウトなども選手会として色々提案してきましたが、
ふたを開けてみたら走るのが難しいコースレイアウトになってました。
また、DOSSの採点にはなかなか馴染めませんでした。
特性をうまくつかめれば良かったのですが、最後までつかめきれなった感じで終わってしまいました。
けどお客さんも多く入り、ナイター走行などもあって楽しい3日間でした。
もっともっと走りたかったです。来年もここで走りたいと思います。
ここから気分を入れ替えて最終戦の富士に向けて頑張ります。



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